“活々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いきいき81.6%
いき/\17.3%
くわつくわつ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっと活々いきいきした美少年が、二枚折の蔭から半身を出して、桜子の寝姿を、いとも惚々と眺めて居るのだということが判然はっきりわかりました。
やうやあさはなれてそら居据ゐすわつた。すべてのものあかるいひかりへた。しかしながら周圍しうゐ何處いづこにも活々いき/\したみどりえてうつらなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
大きな普請小屋……銅を煮る大きな釜……活々くわつくわつと燃えた火……熱心に人夫を指揮してゐる、年を取つた鋳物師——
百日紅 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)