“泰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やす43.8%
たい25.0%
タイ18.8%
やすら6.3%
ヤス6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分たちの出る事が、百姓万民の幸福となり、朝廷のご宸襟(しんきん)をも泰(やす)んじ奉る唯一の道であると固く正義づけての上の信念であった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
エレガントといっても可(よ)いような、その立派な容貌風采、十数年の昔ではあるが、松本泰(たい)氏と会った時には、威圧をさえ感じたものである。
日本探偵小説界寸評 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
泰(タイ)ではチェディという。有名なラングーンのシュウエ・ダゴン・パゴダはこのツェディで、お釈迦様の遺物が基底に蔵されているという。
仏像とパゴダ (新字新仮名) / 高見順(著)
朕薄徳を以て忝(かたじけな)く重任(ぢゆうにん)を承(う)けたり。未だ政化を弘(ひろ)めず寤寐(ごみ)にも多く慚(は)づ。古(いにしへ)の明主は皆先業を能(よ)くして国(くに)泰(やすら)かに人楽しみ災(わざわひ)除かれ福(さきはひ)至れり。何の政化を修め能く此の道を臻(いた)さむ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
予モ君モ共ニ漢朝ノ臣タリ、マタ民ヲ泰(ヤス)ンズルヲ以テ徳トシ任トスル武門ノ棟梁(トウリョウ)デハナイカ。仁者相争ウヲ嘲(ワラ)ッテカ天ハ洪々(コウコウ)ノ春水ヲ漲(ミナギ)ラシ、君ノ帰洛ヲ促シテイル。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)