“宸襟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんきん92.9%
シンキン7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分たちの出る事が、百姓万民の幸福となり、朝廷のご宸襟しんきんをもやすんじ奉る唯一の道であると固く正義づけての上の信念であった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「事が成就したあかつきは、恐れ多くも宸襟しんきんを悩まし奉ったお詫びに、自分らは二重橋で切腹をせねばならぬと思っております」
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
ココニ至リ 累年ルヰネン宸襟シンキンヤスンゼンガ為
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)