“弘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひろ83.3%
ひろし8.3%
ひろむ3.3%
ひろめ3.3%
ひろま1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袋だけはそまつなごわごわした物を入れてあるくために、きぬや布以外の多くの材料をつかったのが、今でもまだひろくもちいられている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
小学校の四年へ行っているひろしを中にはさみながら、親子三人で出かけることはないでもないが、それは近頃
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
養子ひろむに至って、その続篇ともいうような意味で『算法求積通考』が作られたのも、極めてよく世間の需用に応じたのである。
のち五年を勅免ちよくめんありしかども、ほふひろめためとて越後にいまししこと五年なり、ゆゑに聖人の旧跡きうせき越地にのこれり。弘法ぐほふ廿五年御歳六十の時みやこかへり玉へり。
かつまたこれまでのこよみにはつまらぬ吉凶きつきやうしる黒日くろび白日しろびのとてわけもわからぬ日柄ひがらさだめたれば、世間せけんこよみひろひろまるほど、まよひたねおほし、あるひ婚禮こんれい日限にちげんのばし、あるひ轉宅てんたくときちゞ
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)