“臻”の読み方と例文
読み方割合
いた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然れども天の時いまだ臻(いた)らざりしかば、南の山に蝉のごとく蛻(もぬ)け、人と事(こと)と共に給(た)りて、東の國に虎のごとく歩みたまひき。
今世間に行われて居る批評の径路を考えて見ると、申し訣ないが、私のやった行きなり次第の分解批評が、大分煩いして居るのに思い臻(いた)って、冷汗を覚える。
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
余イヘラク、コノ語非ナリト。何ゾヤ。則チ少陵(しょうりょう)ハ虁州(きしゅう)以後、山谷(さんこく)ハ随州以後更ニソノ妙ニ臻(いた)ル。而シテ放翁(ほうおう)七十余ノ作イヨ/\絶妙ト称セラル。豈(あに)頽唐ニ属センヤ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)