“昌泰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうたい66.7%
しょうたい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○去年とは昌泰しやうたい三年なり(延喜元年の一年まへ)其年の九月十三夜、 清涼殿に侍候じかうありし時、秋思といふだいを玉はりしに、こゝろにことよせていさめたてまつりしに
○去年とは昌泰しやうたい三年なり(延喜元年の一年まへ)其年の九月十三夜、 清涼殿に侍候じかうありし時、秋思といふだいを玉はりしに、こゝろにことよせていさめたてまつりしに
時平(これはトキヒラが本当であろうが、古くからの云い習わしに従って矢張やはりシヘイと呼ぶことにしよう)が左大臣になったのは昌泰しょうたい二年、二十九歳の時であって
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)