“しょうたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正体62.1%
招待10.3%
生体8.6%
正躰5.2%
請待5.2%
尚泰3.4%
召対1.7%
性体1.7%
昌泰1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、どちらが正体しょうたいでどちらが影法師かげぼうしだか、その辺の際どい消息になると、まだ俊助にははっきりと見定めをつける事がむずかしかった。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
わが日本からも十人余りの士官が派遣はけんされ、それらの人々が射的大会に招待しょうたいされたのでありますから、いわば国際射的大会となったわけです。
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
例の花里花魁おいらんでございますが、この混雑ごったかえしている中に一層忙がしい、今日で三日三晩うッとりともしないので、只眠いねむいで茫然ぼっとして生体しょうたいがない。
中には随分ずいぶん正躰しょうたい見たり枯尾花かれおばな』というようなのもあります。
薄どろどろ (新字新仮名) / 尾上梅幸(著)
かくまで我らが礼を尽くし、お請待しょうたい申すを無下むげことわり、我らに背後うしろを見せるとは! 我らは決して貴殿に対し危害を加えは致さぬつもり。決して刀は抜かぬつもり。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
だんは最後の尚泰しょうたい王の令弟で、明治この方の沖縄の変遷史をよく身を以て体験された方でありました。非難する人もありますが、たしかに稀有けうな人物でありました。
沖縄の思い出 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
而して某まさに炎々赫赫、寵をたのみて悔ゆるなく、召対しょうたいまさ闕下けつかに承け、萋斐せいひすなわち君前に進む。委蛇いいわずかに公より退けば、笙歌已に後苑に起る。声色狗馬せいしょくくば、昼夜荒淫、国計民生、念慮に存ずるなし。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
二人の従者も酒に酔って、庭向きのひさしの下にッかかったまま性体しょうたいもない。深沈しんちんと夜はけに、更けて行き、まさにむねも三寸下がるという丑満刻うしみつどき人気ひとけない冷たさだけが肌身にせまる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時平(これはトキヒラが本当であろうが、古くからの云い習わしに従って矢張やはりシヘイと呼ぶことにしよう)が左大臣になったのは昌泰しょうたい二年、二十九歳の時であって
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)