“權化”の読み方と例文
新字:権化
読み方割合
ごんげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云ふのは、渠が公を友人間に推稱するのは時代思想の權化(ごんげ)であつて、而もそれが義雄自身に屬してゐると思ふからである。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
(一)の神佛(しんぶつ)はまともの物(もの)もあるが、異形(いげう)のものも多(おほ)い。そして神佛(しんぶつ)は往々(わう/\)種々(しゆ/″\)に變相(へんさう)するから之(これ)を分(わか)つて正體(しやうたい)、權化(ごんげ)の二とすることが出來(でき)る。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
障子(しやうじ)を透(す)かして、疊(たゝみ)凡(およ)そ半疊(はんでふ)ばかりの細長(ほそなが)い七輪(しちりん)に、五(いつ)つづゝ刺(さ)した眞白(まつしろ)な串團子(くしだんご)を、大福帳(だいふくちやう)が權化(ごんげ)した算盤(そろばん)の如(ごと)くずらりと並(なら)べて、眞赤(まつか)な火(ひ)を、四角(しかく)な團扇(うちは)で、ばた/\ばた
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)