“横切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこぎ81.5%
よぎ14.8%
よこき3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新見付しんみつけると、むかふからたり、此方こつちからつたりする電車がになりしたので、ほり横切よこぎつて、招魂社のよこから番町へた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
少女の枕元に当る大きな硝子ガラス窓の向うを、何かしら青白いものが、一直線にスウーと横切よぎって行った。
白菊 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そうっているうちに、くだんうめせいは、しばらく私達わたくしたちほうめずらしそうにながめてましたが、こちらに害意がいいがないとって安心あんしんしたものか、やがてスーッと、丁度ちょうど蜻蛉とんぼのように、そら横切よこきって