“棋士”の読み方と例文
読み方割合
きし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敗(やぶ)れたる專(せん)門棋士(きし)の胸(けう)中や果(はた)して如何に? どんな勝負(せうふ)事も背(はい)後に生活(くわつ)問題(もんだい)が裏(うら)附けるとなれば一そう尖鋭化(せんえいくわ)してくる事は明かだが
爭(あらそ)ひ將棋(せうき)に敗(やぶ)れて血(ち)を吐(は)いて死ぬなどは一種(しゆ)の悲壯(ひそう)美を感(かん)じさせるが、迂濶(うくわつ)に死ぬ事も出來ないであらう現(げん)代の專(せん)門棋士(きし)は平凡(ぼん)に
正に骨味(ほねみ)を削(けづ)るが如くあれほど必(ひつ)死に眞劍(しんけん)に爭(あらそ)ひ戰(たゝか)はなければならないとは! さう言えば、昔(むかし)爭(あらそ)ひ將棋(せうき)に敗(やぶ)れて血(ち)を吐(は)いて死んだ若(わか)い棋士(きし)があつた。