トップ
>
末社
>
まつしや
ふりがな文庫
“
末社
(
まつしや
)” の例文
それから
卓
(
しよく
)
の
供物
(
くもつ
)
を
恰好
(
かつかう
)
よくして
居
(
ゐ
)
る
間
(
ま
)
に
總代等
(
そうだいら
)
は
箕
(
み
)
へ
入
(
い
)
れて
行
(
い
)
つた
注連繩
(
しめなは
)
を
樅
(
もみ
)
の
木
(
き
)
から
樅
(
もみ
)
の
木
(
き
)
へ
引
(
ひ
)
つ
張
(
ぱ
)
つて
末社
(
まつしや
)
の
飾
(
かざり
)
をした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
弱
(
よわ
)
い
者
(
もの
)
いぢめは
此方
(
こつち
)
の
恥
(
はぢ
)
になるから三五
郎
(
らう
)
や
美登利
(
みどり
)
を
相手
(
あひて
)
にしても
仕方
(
しかた
)
が
無
(
な
)
い、
正太
(
しようた
)
に
末社
(
まつしや
)
がついたら
其時
(
そのとき
)
のこと、
决
(
けつ
)
して
此方
(
こつち
)
から
手出
(
てだ
)
しをしてはならないと
留
(
とゞ
)
めて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
先方
(
さき
)
は
公立
(
こうりつ
)
なりとて
同
(
おな
)
じ
唱歌
(
しようか
)
も
本家
(
ほんけ
)
のやうな
顏
(
とほ
)
をしおる、
去年
(
こぞ
)
も
一昨年
(
おととし
)
も
先方
(
さき
)
には
大人
(
おとな
)
の
末社
(
まつしや
)
がつきて、まつりの
趣向
(
しゆこう
)
も
我
(
わ
)
れよりは
花
(
はな
)
を
咲
(
さ
)
かせ、
喧嘩
(
けんくわ
)
に
手出
(
てだし
)
しのなりがたき
仕組
(
しく
)
みも
有
(
あ
)
りき
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
家に金あり身に
愛敬
(
あいけう
)
あれば人も憎くまぬ当の
敵
(
かたき
)
あり、我れは私立の学校へ通ひしを、
先方
(
さき
)
は公立なりとて同じ唱歌も本家のやうな顔をしおる、
去年
(
こぞ
)
も
一昨年
(
おととし
)
も
先方
(
さき
)
には大人の
末社
(
まつしや
)
がつきて
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“末社(摂末社)”の解説
摂末社(せつまつしゃ)とは、神社本社とは別に、その神社の管理に属し、その境内または神社の附近の境外にある小規模な神社のことで、摂社(せっしゃ)と末社(まっしゃ)と併せた呼称である。枝宮(えだみや)・枝社(えだやしろ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末子
末世
末梢
末路
末席
末代