“木魅”の読み方と例文
読み方割合
こだま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宣長が「卑しけど雷木魅(こだま)きつね虎竜の属(たぐい)も神の片端」と詠んだごとく、昔は邦俗和邇等の魚族をも奇怪な奴を神としたのだ
木魅(こだま)、山魅(すだま)の影(かげ)が添(そ)つて、こゝのみならず、森(もり)の廊下(らうか)の暗(くら)い処(ところ)としいへば、人(ひと)を導(みちび)くが如(ごと)く、あとに、さきに、朦朧(もうろう)として、顕(あら)はれて、蕚(がく)の角切籠(かくきりこ)、紫陽花(あぢさゐ)の円燈籠(まるとうろう)を幽(かすか)に青(あを)く聯(つら)ねるのであつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)