“木々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きぎ87.2%
きゞ12.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春(はる)の風(かぜ)は、青々(あおあお)と晴(は)れた空(そら)を渡(わた)っていました。そして木々(きぎ)の小枝(こえだ)は、風(かぜ)に吹(ふ)かれて、なにか楽(たの)しそうに小唄(こうた)をうたっていたのです。
さまざまな生い立ち (新字新仮名) / 小川未明(著)
四月(つき)すると、木々(きぎ)の梢(こずえ)が青葉(あおば)に包(つつ)まれ、枝(えだ)と枝(えだ)が重(かさ)なり合(あ)って、小鳥(ことり)は森(もり)に谺(こだま)を起(お)こして、木(き)の上(うえ)の花(はな)を散(ち)らすくらいに、歌(うた)い出(だ)しました。
愛(あい)ちやんは心配(しんぱい)さうに木々(きゞ)の間(あひだ)を覗(のぞ)き廻(まは)つてゐましたが、軈(やが)て其頭(そのあたま)の眞上(まうへ)にあつた小(ちひ)さな尖(とが)つた木(き)の皮(かは)に、ひよいと眼(め)が着(つ)きました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
さういふわけで夏(なつ)には木々(きゞ)は、見(み)るからに元氣(げんき)な青々(あを/\)した色(いろ)をして、はちきれるような生活(せいかつ)をします。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)