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暮
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ぐれ
遺恨に思ひ音信
不通に仕つり其上に昌次郎夫婦を
豫て
狙ひ候と相見え柏原と申す所へ
夫婦罷越候跡より付行日
暮をはかり兩人を
伊達政宗卿の御哥に「さゝずとも
誰かは
越ん
関の
戸も
降うづめたる
雪の夕
暮」又「なか/\につゞらをりなる
道絶て雪に
隣のちかき山里」此君は御名たかき
哥仙にておはしまししゆゑ
伊達政宗卿の御哥に「さゝずとも
誰かは
越ん
関の
戸も
降うづめたる
雪の夕
暮」又「なか/\につゞらをりなる
道絶て雪に
隣のちかき山里」此君は御名たかき
哥仙にておはしまししゆゑ