“日暮方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひぐれがた57.1%
ひくれがた35.7%
ひくれかた7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松島まつしまから帰途かへりに、停車場ステーシヨンまでのあひだを、旅館りよくわんからやとつた車夫しやふは、昨日きのふ日暮方ひぐれがた旅館りよくわんまで、おな停車場ていしやばからおくつたをとこれて、その心易こゝろやす車上しやじやうはなした。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お話変って、十二月五日の日暮方ひくれがた、江戸屋の清次が重二郎の居ります裏長屋の一番奥の、小舞こまいかきの竹と申す者のたくへやってまいり
なに春見屋でねえって、そんな事はありやせん、前々月せん/\げつの二日の日暮方ひくれかたわっち海老床えびどこという西洋床を持って居りますが、其処そこへ旦那がおでなすったから、久し振でお目にかゝり