シロ)” の例文
其貢物は皆国造家の「ことほぎ」シロであるが、其中、白鵠シラトリ生御調イケミツギは、殊に重要な呪物であつた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その頃、國原の水は、水澁ソブ臭く、ツチ濁りして、日のみ子さまのおしのシロに叶ひません。テンの神高天タカマ大御祖オホミオヤ教へ給へと祈らうにも、國ナカは國低し。山々もまんだテン遠し。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
その頃、国原の水は、水渋ソブ臭く、ツチ濁りして、日のみ子さまのおしのシロカナひません。テンの神高天タカマ大御祖オホミオヤ教へ給へと祈らうにも、国ナカは国低し。山々もまんだテン遠し。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その頃、國原の水は、水澁ソブ臭く、ツチ濁りして、日のみ子さまのおしのシロに叶ひません。テンの神 高天タカマ大御祖オホミオヤ教へ給へと祈らうにも、國ナカは國低し。山々もまんだテン遠し。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)