“水渋”のいろいろな読み方と例文
旧字:水澁
読み方割合
そぶ33.3%
みしぶ33.3%
ソブ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、国原の水は、水渋そぶ臭く、土濁りして、日のみ子さまのお喰しのしろに叶いません。天の神高天たかま大御祖おおみおや教え給えと祈ろうにも、国中は国低し。山々もまんだ天遠し。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
青きうれひ水渋みしぶいざよふ。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
その頃、国原の水は、水渋ソブ臭く、ツチ濁りして、日のみ子さまのおしのシロカナひません。テンの神高天タカマ大御祖オホミオヤ教へ給へと祈らうにも、国ナカは国低し。山々もまんだテン遠し。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)