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扱帶
ふりがな文庫
“扱帶”の読み方と例文
新字:
扱帯
読み方
割合
しごき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しごき
(逆引き)
「勘兵衞の足袋の底は何うなんです。わざ/\自分の赤い
扱帶
(
しごき
)
で殺して、死骸の雪駄を片つ方だけ自分の家へ持つて來たんですかい」
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
呀
(
やあ
)
?
衣
(
きぬ
)
も
扱帶
(
しごき
)
も
上
(
うへ
)
へ
摺
(
ず
)
つて、するりと
白
(
しろ
)
い
顏
(
かほ
)
が
襟
(
えり
)
に
埋
(
うま
)
つた、
紫
(
むらさき
)
と
萌黄
(
もえぎ
)
の、
緋
(
ひ
)
を
流
(
なが
)
るゝやうに
宙
(
ちう
)
に
掛
(
か
)
けて、
紳士
(
しんし
)
は
大跨
(
おほまた
)
にづかり/\。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
扱帶
(
しごき
)
は
踊
(
をどり
)
の
手
(
て
)
を
描
(
ゑが
)
く
度
(
たび
)
毎
(
ごと
)
に
袂
(
たもと
)
と
共
(
とも
)
にゆらり/\と
搖
(
ゆ
)
れる。
男
(
をとこ
)
は
少
(
すこ
)
し
亂暴
(
らんばう
)
に
女
(
をんな
)
の
身體
(
からだ
)
にこすりつきながら
踊
(
をど
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
扱帶(しごき)の例文をもっと
(41作品)
見る
扱
常用漢字
中学
部首:⼿
6画
帶
部首:⼱
11画
“扱”で始まる語句
扱
扱帯
扱入
扱所
扱箸
扱落
扱下
扱人
扱使
扱兼
“扱帶”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
野村胡堂
長塚節
泉鏡花
石川啄木