手伝てつだひ)” の例文
旧字:手傳
べつ私等わしら相談さうだんたつしやるにおよぶめえが、奥様おくさまのおうへぢや、出来でき手伝てつだひならずにはられぬで、としこうだけも取処とりどこがあるなら、今度こんどつくらつしやるに助言ぢよごんべいさ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「その事で今君の所へ行つたんだ——明日あすいよいよ引越す。手伝てつだひて呉れ」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
で、下仕事したしごと手伝てつだひぐらゐはつたんです。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わたくしも御手伝てつだひたのまれました」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)