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悲痛
ふりがな文庫
“悲痛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひつう
54.2%
かなしみ
20.8%
かなしさ
12.5%
いたましさ
4.2%
いたみ
4.2%
ヒツウ
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひつう
(逆引き)
街頭
(
がいとう
)
へ
身
(
み
)
をさらし、
雪
(
ゆき
)
まじりの
風
(
かぜ
)
の
吹
(
ふ
)
く
中
(
なか
)
で、バイオリンを
弾
(
ひ
)
き、
悲痛
(
ひつう
)
の
唄
(
うた
)
をうたって、
道
(
みち
)
ゆく
人
(
ひと
)
の
足
(
あし
)
を
止
(
と
)
めようとしました。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
悲痛(ひつう)の例文をもっと
(13作品)
見る
かなしみ
(逆引き)
立ツて来る時には、必ず、アノ広い胸の底の、大きい重い
悲痛
(
かなしみ
)
を、滞りなく出す様な汽笛を、誰
憚
(
はばか
)
らず鳴らした事であらう。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
悲痛(かなしみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
かなしさ
(逆引き)
ああ、
孤独
(
ひとりみ
)
の
悲痛
(
かなしさ
)
を
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
悲痛(かなしさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いたましさ
(逆引き)
其昔、町でも一二の浜野屋の
女主人
(
をんなあるじ
)
として、十幾人の下女下男を使つた祖母が、癒る望みもない老の病に、
彼様
(
ああ
)
して寝てゐる心は怎うであらう!
人間
(
ひと
)
の一生の
悲痛
(
いたましさ
)
が、時あつて智恵子の心を脅かす。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
悲痛(いたましさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いたみ
(逆引き)
鋭い良心の
詰責
(
とがめ
)
は、身を
衛
(
まも
)
る余儀なさの
弁解
(
いひわけ
)
と闘つて、胸には刺されるやうな深い/\
悲痛
(
いたみ
)
を感ずる。丑松は
羞
(
は
)
ぢたり、
畏
(
おそ
)
れたりしながら、何処へ行くといふ
目的
(
めあて
)
も無しに歩いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
悲痛(いたみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒツウ
(逆引き)
ケサ、
六時
(
ロクジ
)
、
林房雄氏
(
ハヤシフサオシ
)
ノ
一文
(
イチブン
)
、
読
(
ヨ
)
ンデ、
私
(
ワタシ
)
カカナケレバナルマイト
存
(
ゾン
)
ジマシタ。
多少
(
タショウ
)
ノ
悲痛
(
ヒツウ
)
ト、
決断
(
ケツダン
)
、カノ
小論
(
ショウロン
)
ノ
行間
(
ギョウカン
)
ヲ
洗
(
アラ
)
イ
流
(
ナガ
)
レテ
清潔
(
セイケツ
)
ニ
存
(
ゾン
)
ジマシタ。
文壇
(
ブンダン
)
、コノ四、五
年
(
ネン
)
ナカッタコトダ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
悲痛(ヒツウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“悲痛”の関連語
悲哀
悲嘆
悲観
“悲”で始まる語句
悲
悲哀
悲惨
悲鳴
悲愴
悲歎
悲壮
悲愁
悲劇
悲嘆
“悲痛”のふりがなが多い著者
加藤道夫
水野仙子
島崎藤村
石川啄木
伊藤左千夫
長塚節
海野十三
吉川英治
室生犀星
太宰治