“忠勇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうゆう60.0%
ちうゆう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに他人の忠勇ちゅうゆうみするときは、同時にみずからかえりみていささ不愉快ふゆかいを感ずるもまた人生の至情しじょうまぬかるべからざるところなれば、その心事を推察すいさつするに
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
このかねは、わたしが、忠勇ちゅうゆう兵士へいしをここへあつめるときに、らすかねだ。これをらせば、たちどころに、城下じょうかむ三まん兵士へいしたちは、ここへあつまってくるのじゃ。
春の日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
海戰かいせん午前ごぜん三十ぷんはじまつて、東雲しのゝめころまでをはらなかつた。此方こなた忠勇ちうゆう義烈ぎれつ日本軍艦につぽんぐんかんなり、てき世界せかいかくれなき印度洋インドやう大海賊だいかいぞく
此奴こいつ失敬しつけいなことをいふ、陛下へいか稜威みいづ軍士ぐんし忠勇ちうゆうつなアおめえあたりまへだ、なに不思議ふしぎなことあねえ。」とムキになるのはおほきに野暮やぼ號外がうぐわいてぴしや/\とひたひたゝ
神楽坂七不思議 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)