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御睨
ふりがな文庫
“御睨”の読み方と例文
読み方
割合
おにら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おにら
(逆引き)
「まあ、憎らしい事ばかり
仰有
(
おっしゃ
)
います。ではもう始めから
私
(
わたくし
)
を、御捨てになる
御心算
(
おつもり
)
でございますか。」と、優しく若殿様を
御睨
(
おにら
)
みなさいました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
紳士は
其儘
(
そのまゝ
)
かき
抱
(
いだ
)
きて、其の白きもの
施
(
ほど
)
こせる額を
恍惚
(
うつとり
)
と
眺
(
なが
)
めつ「どうぢや、浜子、嬉しいかナ」と言ふ顔、少女は
媚
(
こび
)
を
湛
(
たゝ
)
へし
眸
(
め
)
に見上げつゝ「
御前
(
ごぜん
)
、奥様に
御睨
(
おにら
)
まれ申すのが
怖
(
こは
)
くてなりませんの」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
御睨(おにら)の例文をもっと
(2作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
睨
漢検1級
部首:⽬
13画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
“御睨”のふりがなが多い著者
木下尚江
芥川竜之介