“御主君”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごしゆくん66.7%
ごしゅくん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
因果いんぐわふくめしなさけことばさても六三ろくさ露顯ろけんあかつきは、くびさしべて合掌がつしやう覺悟かくごなりしを、ものやはらかにかも御主君ごしゆくんが、げるぞ六三ろくさやしき立退たちのいてれ、れもあくまで可愛かあゆ其方そち
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
糸子いとこひのふすまきはにぴつたりとせつあやしのことよとみゝそばだつれば、松野まつのれい高調子たかてうしらばかしまゐらせん御歸邸ごきていのうへ御主君ごしゆくんこと緑君みどりくん御傳おつたねがひたし、糸子いとこ契約けいやく良人をつととは
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
浪々中ろう/\ちゅうお花は十月とつきの日を重ね、産落うみおとしたは女の子、母のお花は産後の悩みによって間もなく歿ぼっせしため、跡に残りし荒木左膳が老体ながらも御主君ごしゅくんのおたねと大事にかけて養育なせしが