“形體”のいろいろな読み方と例文
新字:形体
読み方割合
けいたい50.0%
ぎやうたい25.0%
なり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくもおどろくべき速力そくりよくいうするのはまつたてい形體けいたいと、蒸氣力じようきりよくよりも電氣力でんきりよくよりも數十倍すうじふばい強烈きようれつなる動力どうりよくによることうたがひれぬが
盲人めくらこそ、をんなおもひをけて、かげのやうに附絡つきまとうて、それこそ、をんないへまはりの瓦斯燈がすとうのあかりでれば、守宮やもりか、とおも形體ぎやうたいで、裏板塀うらいたべい木戸きど垣根かきねに、いつもあかく、つらあを
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
後藤は是々其者の名前は何と申やと云に新藤市之丞と申せしと聞やいなや後藤扨とは云ながら稽古けいこ形體なりにて玄關げんくわんへ出來り是は/\めづらしや市之丞殿能こそまゐられたりしてまた長兵衞殿清兵衞殿も同道どうだうか何れもめづらしき人々先々此方へ/\と云ながら一間ひとまへ通しやれ/\久々ひさ/″\なりとたがひに一べつ以來のじやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)