“幅員”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふくいん50.0%
はば33.3%
はゞ16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自然界の平衡状態イクイリプリアム試験管内しけんかんない科学的かがくてき平衡へいこうのような簡単かんたんなものではない。ただ一種の小動物だけでも、その影響えいきょうおよぶところははかり知られぬ無辺むへん幅員ふくいんをもっているであろう。
蛆の効用 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
また後藤の大風呂敷が途方もない馬鹿な設計をかつぎ出したとばかりで、議員の嘲笑を買い、議する度に、彼の案は削られて、やっと現状の幅員ふくいんの設計で通過したものであるという。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幅員はばが三十三メートルもあるその大通りのまん真中を、洋杖ステッキをふりふり悠然と濶歩かっぽしてゆくのだった。こんな気持のよいことはなかった。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「見給え」と、頚に着いている紫いろの痕と、その紐を指さして較べながら、「幅員はばが違いますね」
ロウモン街の自殺ホテル (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
自動冐險鐵車じどうぼうけんてつしや設計せつけいといふのは——この鐵檻てつおりくるま恰形かくこう木牛もくぎうて、ながさ二十二しやく幅員はゞ十三じやくたかさは木牛形もくぎうけい頭部とうぶおいて十二しやく後端こうたんおいて十しやくはん四面しめんそのごと