“頭部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうぶ50.0%
あたま45.5%
たうぶ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おつぎはそれからまたいて與吉よきち死骸しがいごとよこたはつて卯平うへいとをた。おつぎは萬能まんのういて與吉よきち火傷やけどした頭部とうぶをそつといだいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そうして自然ひとりで頭部あたまに手を遣りながら、「気味が悪いなあ! お雪の奴、来て見ていたんだろうか。……彼奴屹度来て見たに違い無い。」
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
土偶どぐう頭部たうぶ或は手足部しゆそくぶ欠損けつそんせる事常なること、恐くは一種いつしゆ妄信もうしんの爲、故意に破壞はくわいせるに由るならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)