“設計”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せっけい27.3%
せつけい18.2%
つもり18.2%
こしらえ9.1%
しかけ9.1%
つくり9.1%
プランニング9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日からバクスターの設計せっけいで、この新しい洞と、古い洞との連絡れんらくをひろげ、入り口にはサクラ号からとってきたとびらをとりつけた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
かういふ種類しゆるい建物たてもの設計せつけい施工しこうによつて地震ぢしんいためられる模樣もようかはるけれども、おほくの場合ばあひ地上階ちじようかい比較的ひかくてき丈夫じようぶ出來できてゐるため被害ひがいすくな
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
我は先口、汝は後なり、我は頼まれて設計つもりまで為たに汝は頼まれはせず、他の口から云ふたらばまた我は受負ふても相応、汝が身柄がらでは不相応と誰しも難をするであらう
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
どっぷり沈んで、遠くで雨戸を繰る響、台所だいどこをぱたぱた二三度行交いする音を聞きながら、やがて洗い果ててまた浴びたが、湯の設計こしらえは、この邸に似ず古びていた。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
落ちたら出る事ならぬおとしあなや木葉にもち塗りて虎にねばりつき狂うてついに眼が見えぬに至らしむる設計しかけ等あるが、欧人インドで虎を狩るには銃を揃え象に乗って撃つのだ。
家の周圍まはりの敷地の設計つくりは、昔の一定の形式に則つたもので、人工的な花壇や刈込んだ植込、一段高くなつてゐる平場テレス、どつしりした石造の手摺、(その上に裝飾の壺が置いてある)、銅像が一つ二つ
私はね、東大の造船科を出て、三菱造船で設計プランニングの技師をしていましたが、七八年前にキリスト教に興味をもちだして、そのほうの研究をはじめました。
ノア (新字新仮名) / 久生十蘭(著)