“士族屋敷”の読み方と例文
読み方割合
しぞくやしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老人らうじんさきたつくので若者わかもの其儘そのまゝあとき、つひ老人らうじんうちつたのです、砂山すなやまえ、竹藪たけやぶあひだ薄暗うすぐらみちとほると士族屋敷しぞくやしきる、老人らうじん其屋敷そのやしきひとつはひりました。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それから十日ほどたって、二人はその女の家を出て、士族屋敷しぞくやしきのさびしい暗い夜道よみちを通った。その日は女はいなかった。女は浦和に師範しはん学校の入学試験を受けに行っていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)