“國土”のいろいろな読み方と例文
新字:国土
読み方割合
こくど62.5%
くにつち25.0%
くに12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見性けんしやうしたに、うれしさのあまり、うらやまあがつて、草木さうもく國土こくど悉皆しつかい成佛じやうぶつおほきなこゑしてさけんだ。さうしてつひあたまつてしまつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
大君、日の本の若き大君、かんながら朗らけき現人神あらひとがみ。青空やかぎりなき、國土くにつちやゆるぎなき。萬づ世の皇統みすまる皇孫すめみまや天津日繼。ああ我が天皇すめらみこと。大君、道の大君、大稜威。
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
「我が身は成り成りて、成り餘れるところ一處あり。かれこの吾が身の成り餘れる處を、汝が身の成り合はぬ處に刺しふたぎて、國土くに生み成さむと思ほすはいかに」