“名醫”のいろいろな読み方と例文
新字:名医
読み方割合
めいゝ50.0%
めいい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしてれからうちあたゝか閑靜かんせい書齋しよさいかへつて……名醫めいゝかゝつて頭痛づつう療治れうぢでもらつたら、ひさしいあひだわたくしはもうこの人間にんげんらしい生活せいくわつないが、それにしても此處こゝじつ不好いやところだ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
はじめにアンドレイ、エヒミチは熱心ねつしん其職そのしよくはげみ、毎日まいにちあさからばんまで、診察しんさつをしたり、手術しゆじゆつをしたり、ときには産婆さんばをもたのである、婦人等ふじんらみなかれ非常ひじやうめて名醫めいゝである、こと小兒科せうにくわ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
長庵と改めてあさからばんまであては無れどいそがぶり歩行あるき廻りければ相應に病家びやうかも出來たるにぞ長庵今は己れ名醫めいいにでも成し心にて辯舌べんぜつ奸計かんけいを以て富家ふうかより金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)