“友鳥”の読み方と例文
読み方割合
ともどり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張子はりこの顔や、練稚児ねりちご。しゅくしゃ結びに、ささ結び、やましな結びに風車かざぐるま。瓢箪に宿る山雀、胡桃くるみにふける友鳥ともどり……
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
がんこれを見ればまづ二三こゝにをりておのれまづ求食あさり、さてふんをのこしてしよくある処のしるしとす、俚言りげんにこれをがん代見立しろみたてといふ。雁のかくするは友鳥ともどりつどひきたりて、かれにも求食あさらせんとて也。
胡桃くるみける友鳥ともどり
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)