“努”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つと87.0%
ゆめ7.2%
つとめ4.3%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は縄梯子なわばしごに取りすがって、舷檣の頂きに登ろうとつとめた。それはあたかも去りゆくものの最後の一瞥いちべつを得んと望むかのように——。
こよひ五三不思議にもここに一夜をかりたてまつる事、五四一世ならぬ善縁ぜんえんなり。なんぢわかきとてゆめ信心しんじんおこたるべからずと、五五ささやかにかたるもみて心ぼそし。
※才せんさいわたくしの如きものが敢て文を作れば、その選ぶ所の対象の何たるを問わず、またつとめて論評にわたることを避くるにかかわらず、僭越は免れざる所である。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
が、まけきらひでもあつたし、またさうなると、今までの力の報いられなかつた悔しさから、成功せいこうへの要求ようきうぎやくつよくなつた。