“入口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いりくち53.6%
いりぐち39.1%
はいりぐち4.3%
はいりくち1.4%
ポエルタ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卯平(うへい)は久振(ひさしぶり)で故郷(こきやう)に歳(とし)を迎(むか)へた。彼等(かれら)の家(いへ)の門松(かどまつ)は只(たゞ)短(みじか)い松(まつ)の枝(えだ)と竹(たけ)の枝(えだ)とを小(ちひ)さな杙(くひ)に縛(しば)り付(つ)けて垣根(かきね)の入口(いりくち)に立(た)てたのみである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
南(みなみ)へ廻(まは)すと、玄關(げんくわん)からの入口(いりぐち)を半分(はんぶん)塞(ふさ)いで仕舞(しま)ふし、東(ひがし)へ出(だ)すと暗(くら)くなる、と云(い)つて、殘(のこ)る一方(いつぽう)へ立(た)てれば床(とこ)の間(ま)を隱(かく)すので、宗助(そうすけ)は
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
や、梅岡さんの方が前(さき)へ行ったそうでがす。あの石段の上の床几(しょうぎ)、入口(はいりぐち)のね、あすこだ。毛氈(もうせん)を敷いて出してあるのに腰をかけて、待合わしていたんでがすな。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
が、ちょうど土間の広くなった処で、同じ事ならもっと手前を開けておいてくれれば可い……入口(はいりくち)しばらくの間、おまけに狭い処が、隧道(トンネル)でしょう。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)