“仮名床”の読み方と例文
読み方割合
かなどこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮名床かなどこ伝吉でんきちやつァ、ふだん浜村屋はまむらやきだのはちあたまだのと、口幅くちはばッてえことをいってやがるくせに、なんてざまなんだ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
おせんさん、仮名床かなどこ伝吉でんきちでござんす。浜村屋はまむらや太夫たゆうさんが、急病きゅうびょういて、なによりさきにおらせしてえと、駕籠かごばしてやってめえりやした。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
うしとらたつ、——と、きゃくのないあがりかまちにこしをかけて、ひとり十二じゅん指折ゆびおかぞえていた、仮名床かなどこ亭主ていしゅ伝吉でんきちは、いきなり、いきがつまるくらいあらッぽく
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)