“たいど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タイド
語句割合
態度84.2%
大度7.0%
体度5.3%
堆土1.8%
胎土1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本艦ほんかん一令いちれいした推進螺旋スクルーなみつて進航しんかうはじめた。規律きりつたゞしき軍艦ぐんかん甲板かんぱん、かゝる活劇さわぎあひだでもけつしてその態度たいどみだやうことはない。
天下のたみ寒き者多し独り温煖あたたかならんやとのたまいし。そうの太祖が大度たいどを慕い。あまねく慈善を施せしも。始め蛍の資本ひだねより。炭もやくべき大竈おおかまどと成りし始末の満尾まんび迄。御覧をねがうというよしの。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
予は黙然と座して先生の様子をうかがっている、先生は南向に寝ていて顔は東の方戸棚の襖の方へ向けていられる、予は先生の後を見ている体度たいどであった、やがて母堂が茶を持ってこられ
竹乃里人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
これはLの tumuli(堆土たいど)と同音である。cumuli(積雲)は「かむり」のほうである。
言葉の不思議 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
今それらの城主や戦蹟についていちいち記録を拾っているいとまを持たないが、宮本武蔵はとにかくそういう郷土の胎土たいどから生れているのである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)