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せいちう
ふりがな文庫
“せいちう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
掣肘
42.9%
誠忠
42.9%
悽惆
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掣肘
(逆引き)
これは確に、彼の如き正直者の身にとつて、自ら
疚
(
やま
)
しい心もちだつたのに違ひない。それ以来去来は何をするのにも、この満足と悔恨との
扞挌
(
かんかく
)
から、自然と或程度の
掣肘
(
せいちう
)
を感じ出した。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
せいちう(掣肘)の例文をもっと
(3作品)
見る
誠忠
(逆引き)
かゝりけれども
猶
(
な
)
ほ一
片
(
ぺん
)
誠忠
(
せいちう
)
の
心
(
こゝろ
)
は
雲
(
くも
)
ともならず
霞
(
かすみ
)
とも
消
(
き
)
えず、
流石
(
さすが
)
に
顧
(
かへ
)
りみるその
折々
(
をり/\
)
は、
慚愧
(
ざんぎ
)
の
汗
(
あせ
)
背
(
そびら
)
に
流
(
なが
)
れて
後悔
(
かうくわい
)
の
念
(
ねん
)
胸
(
むね
)
を
刺
(
さし
)
つゝ、
是
(
こ
)
は
魔神
(
ましん
)
にや
見入
(
みい
)
れられけん、
有
(
あ
)
るまじき
心
(
こゝろ
)
なり
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
せいちう(誠忠)の例文をもっと
(3作品)
見る
悽惆
(逆引き)
この歌の左に、「春日遅遅として、
鶬鶊
(
ひばり
)
正に
啼
(
な
)
く。
悽惆
(
せいちう
)
の意、歌に
非
(
あら
)
ずば、
撥
(
はら
)
ひ難し。
仍
(
よ
)
りて此の歌を作り、
式
(
も
)
ちて
締緒
(
ていしよ
)
を
展
(
の
)
ぶ」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
せいちう(悽惆)の例文をもっと
(1作品)
見る
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