“もけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
模型80.0%
摸型6.7%
摸形6.7%
模形6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐竜が遊んでいる洞窟の中には、海水ばかりではなく、方々に赤黒い岩が水面より頭を出していて、まるで多島海の模型もけいのように見えた。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この博物館はくぶつかん參考さんこうとしてすこしばかり品物しなもの摸型もけいならべてありますから、それらをなければなりませんが、そのまへに、こゝにあります日本につぽんからふるかはらを、ちょっとることにいたしませう。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
海濱かいひん其處此處そここゝには、毛布ケツトや、帆布ほぬのや、其他そのほか樣々さま/″\武器等ぶきとう應用おうようして出來できた、富士山ふじさん摸形もけいだの、二見ふたみうら夕景色ゆふげしきだの、加藤清正かとうきよまさ虎退治とらたいぢ人形にんぎようだのが、奇麗きれいすなうへにズラリとならんだ。
翌朝よくてうになつてると、海潮かいてうほとん平常へいじやうふくしたが、見渡みわたかぎり、海岸かいがんは、濁浪だくらう怒濤どたうためあらされて、昨日きのふうるはしく飾立かざりたてゝあつた砂上しやじやう清正きよまさ人形にんぎようも、二見ふたみうら模形もけいも、椰子林やしばやし陣屋ぢんや