“見渡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みわた96.0%
みわ2.0%
みわたし2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、ほかのものがやはりおきをながめていっていました。とおおきほう見渡みわたしますと、昨日きのうにましてくらく、ものすごうございました。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
松本はニヤリと冷笑を浮かべつゝ満場を見渡みわたせり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
百足ももたらず伊予路を見れば、山の末島の崎々、真白にぞみ雪ふりたれ、並立なみたちの山のこと/″\、見渡みわたしの島のこと/″\、冬といへど雪だに見えぬ、山陽かげともの吉備の御国は、すみよくありけり
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)