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ぼうかん
ふりがな文庫
“ぼうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
坊間
48.1%
傍観
29.6%
傍看
7.4%
房寛
3.7%
望観
3.7%
坊官
3.7%
暴漢
3.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坊間
(逆引き)
それにつけても遊戯の書は、砲火の
歇
(
や
)
むと共に数知れず
坊間
(
ぼうかん
)
に現われたのを見てわたくしは鴎外先生の言葉を思い出さねばならなかったのだ。
仮寐の夢
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ぼうかん(坊間)の例文をもっと
(13作品)
見る
傍観
(逆引き)
その証拠には、現代の医学は結核に対して何の権威を持ちません。権威どころか、荒れ狂う姿を呆然として
袖手
(
しゅうしゅ
)
傍観
(
ぼうかん
)
して居るという有様です。
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
ぼうかん(傍観)の例文をもっと
(8作品)
見る
傍看
(逆引き)
原来
(
がんらい
)
疱瘡
(
ほうそう
)
を治療する法は、久しく我国には行われずにいた。病が少しく重くなると、尋常の医家は手を
束
(
つか
)
ねて
傍看
(
ぼうかん
)
した。そこへ
承応
(
じょうおう
)
二年に
戴曼公
(
たいまんこう
)
が支那から渡って来て、不治の病を
治
(
ち
)
し始めた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ぼうかん(傍看)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
房寛
(逆引き)
大寧より
還
(
かえ
)
りて
会州
(
かいしゅう
)
に至り、五軍を立てゝ、張玉を中軍に、朱能を左軍に、
李彬
(
りひん
)
を
右軍
(
ゆうぐん
)
に、
徐忠
(
じょちゅう
)
を前軍に、降将
房寛
(
ぼうかん
)
を後軍に将たらしめ、
漸
(
ようや
)
く南下して
京軍
(
けいぐん
)
と相対したり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
夜、燕王、
張玉
(
ちょうぎょく
)
を中軍に、
朱能
(
しゅのう
)
を左軍に、
陳亨
(
ちんこう
)
を
右
(
ゆう
)
軍に、
丘福
(
きゅうふく
)
を騎兵に将とし、
馬歩
(
ばほ
)
十余万、
黎明
(
れいめい
)
に
畢
(
ことごと
)
く河を渡る。南軍の瞿能父子、平安等、
房寛
(
ぼうかん
)
の陣を
擣
(
つ
)
いて之を破る。張玉等
之
(
これ
)
を見て
懼色
(
くしょく
)
あり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぼうかん(房寛)の例文をもっと
(1作品)
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望観
(逆引き)
独
(
ひと
)
り
余輩
(
よはい
)
は
所謂
(
いわゆる
)
藩の岸上に立つ者なれば、
望観
(
ぼうかん
)
するところ、或は藩中の士族よりも精密ならんと思い、
聊
(
いささ
)
かその望観のままを
記
(
しる
)
したるのみ。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ただ
岸上
(
がんじょう
)
より
望観
(
ぼうかん
)
する者にして
始
(
はじめ
)
てその
精密
(
せいみつ
)
なる
趣
(
おもむき
)
を知るべし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ぼうかん(望観)の例文をもっと
(1作品)
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坊官
(逆引き)
「いえ、もうそれに控えておりますので」見るとなるほど——縁の西側に、一人の
坊官
(
ぼうかん
)
が庭上に
屈
(
かが
)
まっていて、声のかかるのを待っている
態
(
てい
)
である。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぼうかん(坊官)の例文をもっと
(1作品)
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暴漢
(逆引き)
食人鬼
(
しょくじんき
)
のごとくどうもうなる
暴漢
(
ぼうかん
)
である、味方は数こそ多いが、
筋骨
(
きんこつ
)
いまだ固まらざる十六歳に満つや満たずの少年たちである、これを思うと
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ぼうかん(暴漢)の例文をもっと
(1作品)
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