“陳亨”の読み方と例文
読み方割合
ちんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燕王反間はんかんを放ち、万の部将陳亨ちんこう劉貞りゅうていをして万を縛し獄に下さしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
夜、燕王、張玉ちょうぎょくを中軍に、朱能しゅのうを左軍に、陳亨ちんこうゆう軍に、丘福きゅうふくを騎兵に将とし、馬歩ばほ十余万、黎明れいめいことごとく河を渡る。南軍の瞿能父子、平安等、房寛ぼうかんの陣をいて之を破る。張玉等これを見て懼色くしょくあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
王急に走りてつつみに登り、いつわってむちさしまねいで、後継者を招くが如くしてわずかまぬかれ、而してまた衆を率いてせて入る。平安鎗刀そうとうを用い、向う所敵無し。燕将陳亨ちんこう、安の為に斬られ、徐忠亦きずこうむる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)