“佯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつわ73.5%
いつは11.8%
いつ5.9%
いつわり5.9%
いつはり2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さな叫び声で「おっ母(かあ)、お前(めえ)つくばろうとしてるな。——おうい、父(とう)ちゃん!」と言い、そして、そういう佯(いつわ)りの警報を発してから
感覚を佯(いつは)ることに忸(な)れた此女の情熱のうちに、どれだけの真実が含まれて居るのであらうか。俺は知らない。ただ此女ならばまづ心がゆるせる。
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
われわれの前にあの方の佯(いつ)われていた brilliant な調子のためすっかり掩(おお)いかくされていたに過ぎないように思われるものだった。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
この勝負に、嘘や佯(いつわり)があろうとは思えなかった。彼は、久し振りに勝利の快感を、なんの疑惑なしに、楽しむことができた。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
佯(いつはり)の幸福を追へば
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)