“ぶかくかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不恰好50.0%
不格好25.0%
無格好25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐるりとかこんだ老人としより不恰好ぶかくかう姿すがた明瞭はつきりせた。やがて二ばんどりとほちかいて時間じかんた。法願ほふぐわんしきゐそば太鼓たいこゑて、うしろ段々だん/\と一どうすわつて一せいこゑあはせた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
中根なかねはあわてて無格好ぶかくかう不動ふどう姿勢しせいをとつたが、そのかほには、それがくせけたニヤニヤわらひをうかべてゐた。——またやられるな‥‥とおもつて、わたし中根なかねのうしろ姿すがたた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)