“不格好”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶかっこう66.7%
ぶかくかう11.1%
ぶかくこう11.1%
ぶかつかう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜならつくえかどは、小刀こがたなかなにかで、不格好ぶかっこうけずとされてまるくされ、そして、かおには、縦横じゅうおうきずがついていたのであります。
春さきの古物店 (新字新仮名) / 小川未明(著)
水剪紅羅すゐせんのう、すこし不格好ぶかくこうだが、白鳥はくてうくびのやうにむくむくした毧毛わたげがある。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
大きな不格好ぶかつかうな髪の薄い頭をして、訛音なまりのひどい言葉でブツ/\と女中に何か云つてることもあつた。
哀しき父 (新字旧仮名) / 葛西善蔵(著)