“びやうか”の漢字の書き方と例文
語句割合
病家100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
院長ゐんちやうアンドレイ、エヒミチはとうからまち病家びやうかたぬのを、かへつてさいはひに、だれ自分じぶん邪魔じやまをするものはいとかんがへで、いへかへると書齋しよさいり、書物しよもつ澤山たくさんあるので
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
三日みつかあひだ城内じやうないりでございまして、やうや歸宅きたくいたしますと町方まちかた病家びやうかから、見舞みまひ催促さいそくるやうで、其處そこをどうにかけてまゐりました。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
考へ又元の水口より立出何喰なにくはかほにて我が家をさして立歸りたり道庵だうあんは此日病家びやうかにて手間てま漸々やう/\亥刻よつどき近き頃歸り來りあかりともして四邊あたりを見るに座敷を取ちらしあれば不審ふしんに思ひ其へん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)