“のりて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乗客21.4%
乗人21.4%
騎手21.4%
乗手10.7%
乘客7.1%
乘手3.6%
騎者3.6%
乗者3.6%
乘人3.6%
搭乗者3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうでなくって、一人も乗客のりてが散らずに居りゃ、私達わっしだちだって関合かかりあいは抜けませんや。巡査おまわりが来て、一応しらべるなんぞッて事になりかねません。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「どうした。」「馬車屋は外に乗人のりてが出来たので逃げてしまったのです。金を取って置きながら不届きな奴だ」といって居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
実際博士の疳癪玉は、眼医者にしては惜しい持物で、あれを競馬馬にでも持たせる事が出来たら、騎手のりて険呑けんのんな代りに屹度素晴しい勝を得る事が出来る。
山沿ひの道を乗手のりてもなく行く
山羊の歌 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
夜目よめなればこそだしもなれひるはづかしき古毛布ふるげつと乘客のりてしなさぞぞとられておほくはれぬやせづくこめしろほどりやしや九尺二間くしやくにけんけぶりつなあはれ手中しゆちゆうにかゝる此人このひと腕力ちからおぼつかなき細作ほそづくりに車夫しやふめかぬ人柄ひとがら華奢きやしやといふてめもせられぬ力役りきえき社會しやくわいつたとは請取うけとれず履歴りれき
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ロチスター氏のやうな手練の、不撓ふぎやう乘手のりてにとつてはそれ位のことは朝の乘馬位だつたらうに。
馬のひづめの音がまた土手道に響くやうな、そして Gytrashガイトラッシュ のやうなニウファウンドランドの犬と外套を着た乘手のりてがまた現はれて來るやうな氣がして、四圍あたりを見𢌞はし耳を澄ました。
くづれたる家の傍、斷えたる水道の柱弓せりもちほとりを、夢心に過ぎゆけば、血の如く紅なる大月たいげつ地平線よりまろがり出で、輕く白きもや騎者のりてかうべめぐりてひらめき飛べり。
山路にさしかゝると覺しき時、騎者のりては背後なる我を顧みて詞をかけたり。程なく大母おほば蔽膝まへだれの下にやすらふべければ、客人も心安くおぼせよ。良き馬にあらずや。この頃サンアントニオのはらひを受けたり。
ナニ乗者のりて見惚みとれたのではないかとっしゃるか……。御冗談ごじょうだんばかり、そんな酔狂すいきょうものただ一人ひとりだってございません。わたくしうま見惚みとれたのでございます……。
近處きんじよようたしのぶん便たよつたらしい、停留場ていりうぢやうごと乘人のりてかずおほかつた。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
合衆国河岸がしに雲集する紳士淑女と高価なる花束を投げ合い、さて軽歩して競技場スタアドに至れば、数十人の気むずかしき審査員は、花の取合せ、幻想おもいつきの巧拙、搭乗者のりて雀斑そばかすの有無