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にはかあきんど
ふりがな文庫
“にはかあきんど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
俄商人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俄商人
(逆引き)
其
(
そ
)
の
踊
(
をどり
)
の
周圍
(
しうゐ
)
には
漸
(
やうや
)
く
村落
(
むら
)
の
見物
(
けんぶつ
)
が
聚
(
あつま
)
つた。
混雜
(
こんざつ
)
して
群集
(
ぐんしふ
)
と
少
(
すこ
)
し
離
(
はな
)
れて
村落
(
むら
)
の
俄商人
(
にはかあきんど
)
が
筵
(
むしろ
)
を
敷
(
し
)
いて
駄菓子
(
だぐわし
)
や
梨
(
なし
)
や
甜瓜
(
まくはうり
)
や
西瓜
(
すゐくわ
)
を
並
(
なら
)
べて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
俄商人
(
にはかあきんど
)
はカンテラの
光明
(
くわうみやう
)
と
木陰
(
こかげ
)
の
薄
(
うす
)
い
闇
(
やみ
)
との
間
(
あひだ
)
に
立
(
た
)
つた
其
(
そ
)
の
姿
(
すがた
)
が
明瞭
(
はつきり
)
と
見極
(
みきは
)
め
難
(
がた
)
いので、
頻
(
しき
)
りに
目
(
め
)
を
蹙
(
しか
)
めつゝ
求
(
もと
)
められる
儘
(
まゝ
)
に
筵
(
むしろ
)
の
端
(
はし
)
に
立
(
た
)
つて
西瓜
(
すゐくわ
)
を
出
(
だ
)
して
遣
(
や
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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