“どうぐるい”の漢字の書き方と例文
語句割合
道具類100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また二階にかいには家々いへ/\道具類どうぐるいが、あるひはものあるひは木器もくきあるひは陶器とうきといふように種類しゆるいをわけてられるようにしてあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
そこに、各種かくしゅ道具類どうぐるいかれてあるさまは、さながら、みんなは、いままではたらいていたけれど、不用ふようになったので、しばらく骨休ほねやすみをしているというようなようすでありました。
春さきの古物店 (新字新仮名) / 小川未明(著)
貧乏びんぼうだったので、いろいろの道具類どうぐるいは、みんな古道具屋から買い入れたのでしたが、きれいきな主人は、何でもきちんとかたづけ、ぴかぴかとみがいて、小ぎれいにさっぱりとしておきました。
神様の布団 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
わたし日本につぽんにおいても、文化ぶんかすゝむにしたがつて、田舍ゐなかにあるふる風俗ふうぞく道具類どうぐるいが、次第しだいほろくことを殘念ざんねんおもふので
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
まずかべぎわには、いたてかけられてあり、そのしたのところに、乳母車うばぐるまいてあり、そのよこつくえがあり、そのばち・針箱はりばこびんというように、いろいろな道具類どうぐるいならべられてありました。
春さきの古物店 (新字新仮名) / 小川未明(著)