“くふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クフ
語句割合
42.9%
恐怖28.6%
14.3%
懼怖14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飮ながら何だびく/\するな何故なぜ其樣そんなふるへるぞコレ酒がこぼれるぞ落着おちついつぐがよい汝も酒がすきだ一ぱいあひをせよサア/\其茶碗ちやわんがいゝ夫で二三ばいのむべしと酒をついでやり後で飯もくふがよい今に拙者が手前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
次に『心経』に「罣礙なきが故に恐怖くふあることなし」とありますが、恐怖くふとは、ものにおじることです。ものにおびおそれることです。恐ろしいという気持です。つまり不安です。心配です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
なし中にはかせぎ人がわづらひてくふや喰ずの極貧者ごくひんものには持合せの金を何程いくらか與へ慈善じぜんの道を好むのも掛替かけがへの無き兩親に不幸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
くふが如く五體の膏血かうけつしぼたくはへたる金が今思へば我が身の讐敵あだがたきとは云ものゝ親のつとめ村長役むらをさやくを勤なば親々が未來みらいの悦びと思込しが却て怨みを受るもとゐとなり無實の大なん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その懼怖くふ、その苦患くげん、何にたとへ、何にたくらべむ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)