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おおまるまげ
ふりがな文庫
“おおまるまげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大丸髷
84.2%
大円髷
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大丸髷
(逆引き)
もう
二十歳
(
はたち
)
にもなって、
大丸髷
(
おおまるまげ
)
の赤い
手絡
(
てがら
)
が
可笑
(
おか
)
しいくらいなお静が、
平常
(
ふだん
)
可愛がられすぎて来たにしても、これはまたあまりに他愛がありません。
銭形平次捕物控:024 平次女難
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
黒の
唐繻子
(
とうじゅす
)
の帯を締めて、黒縮緬の羽織なら何処へ出しても立派な奥さん、また
商人
(
あきんど
)
の内儀にも好し、
権妻
(
てかけ
)
にも、新造だって西洋げんぶく
大丸髷
(
おおまるまげ
)
でも好し
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
おおまるまげ(大丸髷)の例文をもっと
(16作品)
見る
大円髷
(逆引き)
現に私の頭の上には、
緋手絡
(
ひてがら
)
の
大円髷
(
おおまるまげ
)
が
押被
(
おしかぶ
)
さって、この奥さんもそろそろ中腰になって、
坐睡
(
いねむり
)
をはじめたのです。こくりこくりと遣るのに耳へも頬へもばらばらとおくれ毛が
掛
(
かか
)
って来る。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……細君は、
赭
(
あか
)
ら顔、横ぶとりの肩の広い
大円髷
(
おおまるまげ
)
。
眦
(
めじり
)
が下って、
脂
(
あぶら
)
ぎった
頬
(
ほお
)
へ、こう……いつでもばらばらとおくれ毛を下げていた。
下婢
(
おさん
)
から成上ったとも言うし、
妾
(
めかけ
)
を直したのだとも云う。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おおまるまげ(大円髷)の例文をもっと
(3作品)
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