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大丸髷
ふりがな文庫
“大丸髷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおまるまげ
72.7%
おほまるまげ
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおまるまげ
(逆引き)
貞奴はその妹分の優しい、
初々
(
ういうい
)
しい
大丸髷
(
おおまるまげ
)
の若いお嫁さんの役で、
可憐
(
かれん
)
な、本当に
素
(
す
)
の貞奴の、
廿代
(
はたちだい
)
を思わせる
面差
(
おもざ
)
しをしていた。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
色は浅黒く、利かぬ気らしい精博の気が顔にあふれ、糸のような細い眼に、異様な光がある。
大丸髷
(
おおまるまげ
)
に、桜の花びらが幾ひらも乗っている。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
大丸髷(おおまるまげ)の例文をもっと
(16作品)
見る
おほまるまげ
(逆引き)
もう
二十歳
(
はたち
)
にもなつて、
大丸髷
(
おほまるまげ
)
の赤い
手柄
(
てがら
)
が可笑しい位なお靜が、
平常
(
ふだん
)
可愛がられ過ぎて來たにしても、これは又あまりに
他愛
(
たわい
)
がありません。
銭形平次捕物控:024 平次女難
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一軒
(
いつけん
)
、
煮染屋
(
にしめや
)
の
前
(
まへ
)
に
立
(
た
)
ちて、
買物
(
かひもの
)
をして
居
(
ゐ
)
た
中年増
(
ちうどしま
)
の
大丸髷
(
おほまるまげ
)
、
紙
(
かみ
)
あまた
積
(
つ
)
んだる
腕車
(
くるま
)
を
推
(
お
)
して、
小僧
(
こぞう
)
三人
(
さんにん
)
向
(
むか
)
うより
來懸
(
きかゝ
)
りしが、
私語
(
しご
)
して
曰
(
いは
)
く、
見
(
み
)
ねえ、
年明
(
ねんあけ
)
だと。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大丸髷(おほまるまげ)の例文をもっと
(6作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
髷
漢検1級
部首:⾽
16画
“大丸”で始まる語句
大丸
大丸船
検索の候補
丸髷
丸髷姿
丸髷頭
丸髷嫌
大丸
大円髷
大髷
大江丸
大蝶丸
丸曲髷
“大丸髷”のふりがなが多い著者
火野葦平
木下尚江
三遊亭円朝
樋口一葉
中里介山
長谷川時雨
徳田秋声
夏目漱石
野村胡堂
田中貢太郎